IT資産管理

主に自社の企業内で所有、利用しているITに関連する資産状況に関わる情報を収集、整理して管理することです。対象のIT資産はハードウェア、ソフトウェア、ライセンスが主です。ハードウェアにはパソコンや自社サーバーからプリンター、モデム、USBメモリなど周辺機器も幅広く含まれています。ソフトウェアはOSや各アプリケーションのバージョン管理、ライセンスはソフトウェアの使用権（利用可能端末数、インストール可能回数）などが対象となります。IT資産管理を適切に行うことでITシステム運用の効率化、セキュリティの向上、コンプライアンス・内部統制の強化を図れるほか、インシデントの発生リスクの低減にもつなげることができます。IT資産の情報は資産管理台帳にまとめるのが一般的であり、対象物によってリース管理台帳やソフトウェア管理台帳などに細分化するケースもあります。基本的にはIT資産管理は表計算ソフトやIT資産管理システムを用います。